2010/10/30 12:27pm

投稿先:asoblog2.iiyan.net

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 JUGEMテーマ:コンピュータ

私の最近の仕事は、ほとんどJava関係の開発です。JDK1.1(懐かしいですね・・・)の頃からなので、もう10年ほどになるでしょうか・・・それに関して、「私の現在のプロジェクトでは使ってないんですけど、UMLって勉強したほうがいいですか?」という質問をたまに受けることがあります。人によって色々意見はあると思いますし、勉強しても使うようなプロジェクトに参加することがない人もいるとは思いますが、ここでは私の考えを書いてみたいと思います。こう思っている人もいる位に軽く聞き流してください・・・私は、Java関係の開発に携わるのであれば、覚えておいたほうがよいと思っています。UMLに限らず色々と勉強したことがよいことはありますが、UMLについても基礎知識として身につけておいたほうがよいと思っています。自分で設計に利用できるのがいいのは当然なのですが、少なくとも見てざっくり理解できるくらいにはなっておくほうがよいのではないでしょうか。新たに参加予定の面談の際に「当然ご存知だと思いますが、UMLはご存知ですか? 設計書で使用しているので、わからないと作業できませんよ」と言われたことも何度かあります。UMLに関する書籍はたくさんありますし、WEBにもたくさんの情報が転がっています。勉強する気があるなら、いくらでもできる状況ですね。そんな状況でありながら、この年で「UMLって何ですか?」「書いたことないです」なんてとても言えませんね。「その程度のことも知らないのなら、他も駄目なんちゃうの?」って思われたらいやですしね・・・まあ、私の場合は年がいっているのでなんですけどね。逆に自分が採用側の立場に立ったこともあります。そんな場合、相手がまだ経験の浅い人でも、UMLやJUnit、フレームワークなど広くキーワードを抑えていると「色々勉強しているみたいやなあ」 →「多少難しいことでもがんばってやってくれるのでは?」  →「メンバーに加えたいなあ」といくケースがあります。(過去の経験よりも、向上心や人柄で採用することがよくあると理解しています)それから、Java関連の書籍って、説明の補足としてUMLがつかわれていることがよくありますよね。例えば、デザインパターンのようなものはクラス図がわかるほうが理解が早いと思います。ということで、資格取るとか深く理解するとかまではいかなくとも、せめて書かれているものは理解できるくらいにはなっておいたほうが、何かとよいかと思います。繰り返しになりますが・・・折角勉強したのに開発で使うことはないかもしれません。(勉強したほうがいいって言うたやんって、恨まないでくださいね)それでも、実際のプロジェクト以外でも為になってることはあるんじゃないかというのが私の考えです。

UMLモデリング教科書 UMLモデリングL2 第2版

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    (2008-09-17)

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